『ねぇ~…ねぇ~!!』一回からカミさんが叫んでいる。
『気分が悪い…冷や汗が出る…店まで積んで行って!』
またまた…雨は降ってないで!!自分でいけばとあしらった。
一階に降りると顔色の悪いカミさん…
車に乗り込むが…気分が悪そうなカミさんをバックミラーで追う。
『気分が悪い…』ともどしてしまう。
『店の近くの病院へ行って…もう休んだら?』とカミさんを降ろす。
LINEに状況を聞くが…病院で点滴を打ち仕事をしていると返事が返ってきた…
夕飯は自分たちで作ってと電話がはいる。
まだまだ本調子ではなさそうだが…帰宅した時は少し良くなった感じだった。
おかゆと栄養ゼリーが夕飯…
自分たちは…本格的ラーメンを…
いつもならば…後かたずけをカミさんがするのだが…『洗ってくれるがでね?』とカミさん…
何も言わずに寝てしまったなら、やったであろうが…こう言われたら素直になれずにいる。
次男が『お父さんがやりや…!』と声をあげる…『用意した人が洗うべき…!』
なにもせず…いう事は言う…
『食べた人がやれば…なんちゃせんのに…』というと『じゃ~俺が洗う…お母さん早う寝えや。』と男気をだす。
さりげなく母親の布団を敷き、優しさに満ち溢れていた。
次男の嫌悪感に満ちた視線が突き刺さるが…いやいや、いつもやらないのにズルいぞ。
何気ない家族愛を振りまく次男…きっとカミさん…うるうるなんだろうな?
オヤジは自己嫌悪…素直さに欠ける昭和な野郎でごめんなさい…である。(;´∀`)