「今度の金曜に、髪をきってください。」
元同僚Mちゃん…から予約を頂いた。
暮れにも一度店に赴いた時にも、「本当に元気になってよかったね!」と声をかけた。
あの頃のオドオドしながら下を向き…笑顔がなかった時が嘘なくらい、にこにこして快活に会話するMちゃんに変貌していた。
休職中に藁をもつかむように…今の職場(リンパマッサージや自然の力で、身も体も健康に誘うサロン)に出会い…劇的に良くなって、今はそこのスタッフである。
「どうする?」…「おまかせします。」
そう来るだろうなとは思っていたが…ぼさっと伸びた髪では…元気なイメージが半減してしまっている。
「切るで!!…」迷いはないが本人も少し短くしたいとの希望に乗っかることにした。
「今日は免許更新なんです。次はゴールドですよ!!」とMちゃん…
5年間共にする免許証の被写体…ヘアスタイルを託してくれたことにも力が入る。
「若くしてください…(笑)」とはしゃぎながら…「制服が黒ですから…」とドレスコードの情報も入れてくれた。
「よっしゃ!…切るで~!」
美容師をやる彼女…興味深げに作業に見入る。時々「こんな時はこうしたらいいいよ。」なんて…先輩ぶるオヤジのアドバイスにうなづいていた。
さあ…どうだ?
可愛さの中に凛とした佇まいをと…Ⅿちゃんにのっけてみた。
Mちゃんへ
エールと共に…元気を託し、我が願いをも込めたHairを貴女におくる。
ZUSSAのおやじより。