美容室のブログねたではないが…私の大好きな高知農業高校に通う次男坊が『実習で作った!!』とこの二袋を手渡した。
物珍しさは正直ない。
長男も同じ高知農業高校を卒業していて、同じ食品ビジネス科だったので…この季節は実習で持ち帰る食材を把握している。(笑)
自分たちが大豆を栽培し、実習で豆腐作りをする…そういう授業をしている高知農業高校。
子供たちをなぜこの高校にというと….大人になると食に関して、安心安全なものをできれば食したいと思い、出来れば作物から加工調理まで
教えてもらえるこの高校に入ってもらいたから…
生きる為の原点…きれいごとではない。
先に逝く親は、子供たちの人生…健康であってほしいと願う。
だから…食に対して真摯であってほしい.。
普通なら、農家さんたちが作物をつくり、加工食品を作る人…調理をしてふるまう人…それぞれの立場で分担するが…
農業高校は一度で全部経験ができてしまう。
冒頭に戻り次男が学校の実習で作ってきた豆腐…副産物のオカラ…
普通に豆腐は味噌汁、オカラは卯の花に…
触感は固め…オカラは繊維が粗目…決して今のニーズにあってはいない…
しかし、オヤジには懐かしさだけで…幸せな両親との思い出までをこの料理に重ねる。
不思議にノスタルジックな触感と味に、味覚以外の感動がうずまく。
何より高農生徒諸君の実習で作られた食品…既製品ではない趣き…親たちは目を細め食した事だろう。